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鬼崎海苔 中村力男名人の取材

更新日:2022年8月8日

3月中旬、鬼崎漁港にやってきました。岐阜から常滑まで2時間弱。


海です。岐阜県は海がないので、毎回海に行くと特別な感じがします。


中村力男さんとは電話でお話して、是非この人にお会いしたいと思ったのです。


とても気さくに説明してもらって、なんでも話せる。もっとこの美味しい海苔のことを知りたい。


素人にも大変わかりやすく、丁寧に海苔作りの基礎から、地形から背景から歴史から全て説明してくださいました。


というか、説明が止まらない。なんでも聞いて、なんでも詳細を答えてもらって、大変有意義で、楽しい勉強/取材になりました✨


説明する中村さん



実は私は野菜を小さな畑で作っています。


新鮮な野菜や、有機無農薬の美味しさは体感してますが、なんとそれは海苔も同じだということ。


この歳になって初めて知りました。(歳はアラフィフ)


海藻である海苔を採って数時間以内で乾燥海苔にするのが、最重要だそう。






まずは海藻である海苔の基本知識から、製造方法や良い海苔作りへのこだわり。




その海苔の味へのこだわりのため、いい海苔が作れないと判断したら、やめてしまうという。


そういった判断は難しいらしく、周りの方々からも話を聞きましたが、中村力男さんは特別に優れた海苔作り職人さんだそうです。


これだけ高品質な海苔を作るのは、中村力男さんならではとのこと。




今回のこの海苔は初摘みといわれるものです。


漁期の初めである11月〜12月にかけて、種網より一番最初に摘まれた新芽のみが「初摘み」と呼ばれ、特に美味しい海苔として重宝されています。


 最盛期から時期が外れており、最初の摘み採りのため収穫量は限定されます。タネ付けをしてから摘採まで30日ほどの若い海苔で、若葉なので柔らかく香りが良くて美味しいのが特徴です。


そして加工は採ってから4時間まで。




海苔も野菜や魚以上に、加工までの「数時間の」新鮮さが、そこまでの美味しさの重要ポイントになるというのは驚きでした。


中村力男さんはテレビでも何度も取材を受けており、取材風景の写真がありました。キャイーンさんとか芸能人の方たちが映ってました。



とまあ、50年近くこの「海苔」を作って一筋、こだわりの詰まった話と海苔を食せたことに、もはや感動で、こうして取材を通して違う世界を垣間見れたことを幸運に思いました。


それぞれの世界で一生懸命尽くしている人達は魅力的です。


じゃあ私は猫助けに尽力しようと思った次第です。


↑中村さんの案内で漁港や漁業組合について行く




海苔も沢山試食させていただき、楽しかったです。


今回は販売にはしませんでしたが、味付け海苔は、食べだしたら止まらない!


旅館の高級海苔にも絶対負けない、味付海苔でした。すみません💦 味付海苔を舐めてました。


低品質の海苔を味付海苔にするって思ってたら、さすがに一等級ではないけど、かなり高品質な海苔を味付けてました!


中村力男さんすごいです。


いつか味付海苔も仕入れたいです!


うちは猫助け屋さんなのに、海苔屋さんを夢見る私でした。笑


こちらの収益は、全て猫助けのために使います。


是非ご賞味ください!





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